胃カメラについて
2021年3月24日公益財団法人日本対がん協会は新型コロナウィルス感染症流行で2020年がん検診受診者が前年比30.5%の大幅減となり、2020年の日本では少なく見積もっても1万人以上がんが未発見となっていることが懸念されています。
当施設では、昨年第1回緊急事態宣言後、日本消化器内視鏡学会より消化器内視鏡診療についての提言を遵守し感染対策により力を入れて経口(口からの胃カメラ)・経鼻(鼻からの胃カメラ)内視鏡検査を施行しております。経鼻内視鏡は嘔吐反射の原因となる舌根に触れないため「おえっ」となりにくい検査です。当施設では細いカメラの弱点であった画像の暗さをクリアにするため最新の医療用特殊専用光源を用いた内視鏡システムを導入しています。「おえっ」とするのがつらい為に胃カメラを受診できない方は是非鼻からのカメラをご受診ください。
胃痛など症状のある方、以前人間ドックなどでピロリ菌を指摘された方などは消化器外来にご相談ください。
保健看護課