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2024年 11月 03日 BLOG

[ブルーサークル]街中の青い風景…

 ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

突然ですが11月14日は日本中の様々な施設が青くライトアップされることはご存じでしょうか?
東京の都庁を始め全国の様々な施設で行われています。

「今日はなぜ青いのだろう?」と考える方もいらっしゃるかと思います。

これは日本以外の世界各国でも行われているものです。


…さて、この青のライトアップのヒントはブルーサークルです。

ブルーサークルと聞いてピンッと来ましたか?

ブルーサークルは世界糖尿病デーのキャンペーンに用いられるシンボルマークで、青い丸をモチーフにしています。

国連やどこまでも続く空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」をデザインし、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズとともに、世界中で糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。

 11月14日の世界糖尿病デーは、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議(UN Resolution 61/225)」が加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されました。

11月14日は、インスリンを発見したカナダのバンティング博士の誕生日であり、糖尿病治療に画期的な発見に敬意を表し、この日を糖尿病デーとして顕彰しています。                        

我が国においても、糖尿病と強く疑われる人と可能性を否定できない人の合計は約2,000万人に上り、早急な対策が迫られています。

引用:世界糖尿病デー公式HP 

 

健康診断の結果で糖尿病の可能性が高いと言われても、症状がない内はその恐怖に気づきません。

受診をする気にもならないのではないでしょうか?

しかし血糖が高い状態が続くと、全身の血管がダメージを受け血管が詰まってしまうことで、心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなりますし、血流の悪化や損傷により合併症(腎症、網膜症、神経症)も起こります。

また、高血糖の状態は感染しやすく、傷が治りにくくなるので必要な手術が延期となる可能性もあり得るのです。

 

糖尿病は予防ができますし、治療することで増悪を防ぐことができるものです。

この「ブルーサークル」の時季、ご自身の生活習慣を考え直すきっかけにしてみませんか?

なかなか実践でできない方は保健指導を利用することも1つの手段です。皆様のご参加お待ちしております。

 

健康支援課