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2024年 08月 03日 BLOG

一歩進んだ健康診断

☆一歩進んだ健診へ☆

 

健康診断を受けるのは何のためでしょうか?

今までは、自分の健康状態を知るため、また疾患の早期発見をするため受診していたと思います。

しかし、これからの健康診断は疾患にかかる可能性を見極め予防していくという一歩進んだ考えで受けていくことが重要となります。今回当センターでは、先を見据えた健康診断を受けていただくために、3つの新しい検査を導入しました。

 

①LOX-index⇒脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクをチェック!    料金:13,200円(税込)

LOX-indexは未病に近い状態から将来の発症リスクを評価し早期予防につなげるための検査です。すなわち、病気を見つけるのではなく、未病に近い状態から生活習慣病を改善し早期の予防につなげていくことができます。

検査では血液中の酸化した超悪玉コレステロール〔酸化変性LDL〕とそれを血管の壁に取り込んで動脈硬化を進ませる〔LOX-1〕というたんぱく質を測定します。動脈硬化の進行から将来の脳梗塞や心筋梗塞の発症危険度(リスク)を評価します。

結果にはLOX-indexの値をもとに高リスク,中高リスク,中リスク,低リスクの4段階で評価したリスク値が載ります。

※検査は採血で行います。受付時にお申し出いただくと健診の採血と一緒に1回の採血で検査できます。

 

②MCIプラス⇒MCI(軽度認知障害)のリスクがわかる検査!   料金:23,100円(税込)

この検査ではアルツハイマー型認知症の原因の一つであるアミロイドβの蓄積を阻害するタンパク質やアミロイドβが蓄積する前のリスクとなる血管の損傷や炎症に関連するタンパク質の血中量を測定し、MCIのリスク値を算出しています。

MCIとは健常と認知症の中間の状態を指し、年齢等の影響では説明できない「認知症予備軍」の段階です。最近の研究ではMCIの段階で適切な予防や治療を行えば、認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると言われています。

MCIスクリーニング検査プラスは認知症を診断する検査ではありません。あくまで認知症の前段階のMCI(軽度認知障害)のリスクを評価する検査となります。

※検査は採血で行います。受付時にお申し出いただくと健診の採血と一緒に1回の採血で検査できます。

 

③腸内フローラ ⇒ 腸内細菌のバランスを知る!   料金:19,800円(税込)       

                          ▷8/1~9/30まで特別価格にてご案内中:13,860円(税込)    

人種、性別、年齢、生活習慣などにより腸内細菌の内訳やバランスは一人ひとり異なります。同じ人でも生活習慣や年齢によって腸内細菌のバランスは変化します。

元々胎児の頃は無菌状態ですが、出生と同時に腸内細菌が住み始めます。ミルク⇒離乳食⇒普通食と食事の内容が変化するのに合わせて腸内細菌のバランスも変化します。3~5歳くらいまでにその人のベースとなる腸内フローラのバランスが決まり、成人に近づくにつれて生活習慣などで細やかな変動はするものの、大まかな腸内フローラのバランスは安定します。その後、加齢やストレス・生活習慣病の影響で、そのバランスは乱れやすくなる傾向があります。

腸内フローラの判定は、腸内フローラを構成する各菌のバランスを算出し、腸内環境の良し悪しを総合的に判定します。検査結果中の有用菌や要注意菌、多様性などの指標のほかさまざまな菌のバランスから算出されています。判定はA.B.C.D.Eの5段階評価です。

※検査は便を使って行います。お帰りの際に採便用のキットををお渡しますので、ご自分のタイミングで採便していただき、セットにある封筒に入れ投函していただきます。

腸内フローラの検査は8月1日~9月30日まで30%OFFの13,860円で提供致します。

このチャンスにぜひ御受け下さい!!

 

施設健診課