健康診断結果票が届いたら
今回のテーマは、“健康診断結果票の見方”です。
健康診断は、何のために受診されていますか。 病気の発見のためと思って、健康診断結果を見ている方が多いと思います。 間違ってはいませんが、せっかくお受けいただいた健康診断結果を、よりいっそう活用するための見方を3つお伝えします。
健康診断結果がお手元に届いたら、まずは総合判定を御覧ください。 健康診断では、ひとりひとりに必要な検査のみをおこなう診療と異なり、検査項目が決められています。
①健康診断結果は、経年的なデータを見て判定します。 健康診断結果には、レントゲンや超音波検査などの医師が画像をみて判定する“画像検査”と、体重や腹囲、血圧、血液などの“数値で判定する検査”の2種類の検査結果が記載されています。 当センターの健康診断結果票では、どちらの検査も3年分の結果が見られるようになっておりますので、その変化を経年的に見ていくことが重要です。
②医療機関の受診が必要な判定があるか確認します。
健康診断の結果、医療機関で受診していただきたいのは、“要精密検査”、“要専門医受診” 、“治療中・管理中”の判定がある方です。いずれの判定でも、健康診断結果を持参して医療機関を受診してください。 “治療中・管理中”の方は、次回の診療日に健康診断結果を持参し、主治医の判断を仰ぎましょう。
③健康診断結果をご自身の健康づくりに活用しましょう。 毎年健康診断を受けていただくだけでは健康づくりにつながりません。健康診断結果と生活習慣は大きく関係しています。食事や運動、睡眠といった生活習慣と、検査値を関連付けて見ることをお勧めします。
健康支援課