今年こそ減量のチャンスです!?
当センターのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。今回のお話が皆様のお役に立てる情報になれたら、嬉しいです。
日頃から気を付けていたとしても、気が付いたら前年度の健康診断より体重が増えてしまったという方も多いのではないでしょうか?
健康診断の直前に減量を頑張る方もいるかもしれません。
どのようなタイミングでも減量しようと思い立ち、自ら行動することは大変素晴らしいことです。しかしながら、そこで問題となってくることがあります。それは健康診断終了直後から元の生活に戻り、体重が右肩上がりで増加してしまうことです。
その体重増加を抑えることができれば、メタボに関連する翌年の健康診断の検査結果値を維持でき、生活習慣病を予防することにつながり、健康寿命を延ばせる可能性が高くなります。
そこで特定保健指導を利用することをお勧めします。
特定保健指導は、厚生労働省が5年に1度見直しを図っており、今年度、第4期を迎えました。見直された第4期の特定保健指導を難しいと感じるのかチャンスと感じるのかは、受け止め方で変わってくると思います。今回は、特定保健指導の積極的支援に焦点を当てて説明します。
厚生労働省は、今年の特定保健指導の目標は『腹囲2cmかつ体重2kg減』としています。なぜ腹囲2cmかつ体重2kg減かというと、腹囲2cmかつ体重2kg減を達成した方は、翌年の健診結果値に改善傾向が認められるためです。
当センターの今期のプログラムは、健康診断時より3か月後に腹囲2cmかつ体重2kg減を達成できたら、修了となります。つまり支援者と生活改善目標を立て、その目標にご自身で取り組める方にとっては、最短の支援数と期間で特定保健指導を修了できるのです。
これはチャンスだと思いませんか?
一方、腹囲2cmかつ体重2kg減を達成できなかった場合はどうなるのでしょうか。
達成できなかった場合は、180ポイント分の電話支援(30ポイント/回)かWEB面接支援(70ポイント/回)の追加が必要になります。その過程で腹囲2㎝かつ体重2kg減を達成できたら、その時点で修了になりますが、なかなか達成できない場合は、180ポイントを獲得するまで数回の支援を追加して行っていくことになります。
これは支援を受けながら、ゆっくりマイペースに減量を目指したい方に合った1つの手段でもあります。
上記の2つは、支援回数や支援方法に違いがありますが、目標とするのは『腹囲2㎝かつ体重2kg減』です。
腹囲2㎝かつ体重2kg減ができれば検査結果値に改善が認められる可能性が高いので、健康診断後に「特定保健指導の対象者です。」とお声がかかった方は、健康寿命を延ばすためのチャンスと思って、この機会にチャレンジしてみませんか?
皆様のお力になれる日をお待ちしております。
健康支援課